家によって全然違う?お盆について聞いてみた

こんにちは!住職です😁

「お盆」

と聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?

もしかしたら、若い世代の方は

「長期休暇!」

というイメージが一番に出てくるかもしれませんね😝

ご存じの通り、お盆は

「毎年夏に、ご先祖さまをお迎えして供養する、日本で古くから親しまれてきた風習」

です!

きっと皆さまの中には、

「両親が中心に行なっているので、お盆の時期に何をしているのか、実はよくわからない」

あるいは、

「両親から引き継いだはいいけれど、正直よくわかっていない」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで!

先日、青柳寺の題目信行会(有志の檀信徒の皆さまと一緒に、お経や仏教について学ぶ会)で、「お盆についてのアンケート」を取ってみました!

今回は、その結果を皆さまにも共有させていただきたいと思います😆

※青柳寺周辺では、8月のお盆が一般的です。

① ご先祖さまをお迎えするタイミングは?

・13日午前 2人
・13日夕方 10人

圧倒的に、13日の夕方にお迎えする方が多いという結果になりました。

このタイミングで迎え火を焚いて、ご先祖さまをお迎えするご家庭が多いようです!

② ご先祖さまをお送りするタイミングは?

・15日夕方 2人
・15日夜 3人
・16日朝 5人
・16日午前 5人

お送りするタイミングはさまざまですね😲

お盆の期間は地域やご家庭によっても違いがあるので、それぞれのご家庭で受け継がれてきた習慣が顕著に表れました!

③ お墓参りに行く日は?

・15日 1人
・16日 5人

今回の回答では、お盆の最後にお墓参りをする方が比較的多いという結果になりました!

ただ、回答されなかった方も多く、

「お墓参りの日は特に決めていない」

「家族が集まれる日に行く」

など、ご家族の予定に合わせてお墓参りをされている方も多いようです。

お盆だから必ずこの日にお墓参りをしなければならない!というものではありません!

ご家族で予定を合わせながら、みんなでお墓参りに行く!って素敵ですね✨

④ 精霊棚にお供えするものは?

ここからは、お盆のお供えについてです!

🥒 キュウリの馬とナスの牛 11人

お盆といえば、まずこれを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

キュウリを馬、ナスを牛に見立てて、ご先祖さまの乗り物としてお供えする風習です!

一般的には、

「ご先祖さまが帰ってくるときは、少しでも早く来てもらえるように、足の速い馬に乗って」

「帰るときは、少しでもゆっくり帰ってもらえるように、ゆっくり歩く牛に乗って」

という願いが込められていると伝わっています。

今回のアンケートでは、ほとんどのご家庭でご用意されていました!

畑を所有している方は、ご自身で育てたキュウリやナスを使って馬や牛を作っているそうです。

スーパーで購入したキュウリやナスを使う方もいれば、まこもで作られた馬や牛を購入されている方もいらっしゃいました。

また、中には、

「毎年、ナスの牛だけ用意しています」

という方も!😲

ご先祖さまが急いで帰ってこようとして落馬しないように…という、優しい気持ちが込められているのかもしれませんね😁

💧 水の子 10人

水の子は、米やナス、キュウリなどを細かく刻み、水を含ませて作るお供えです!

なぜ細かく刻むのかについては、さまざまな説があります。

たくさんのご先祖さまや精霊に行き渡るように、という考え方や、施餓鬼供養との結びつきから、餓鬼にも施しが行き渡るようにするため。と説明されることもあります。

今回のアンケートでは、こちらも多くのご家庭でご用意されていました。

ただ、細かく刻むご家庭ばかりではなく、少し大きめに切っているお宅もあるようです。

こういったところにも、ご家庭ごとの違いがあって面白いですね😝

🍜 そうめん 7人

お盆のお供えとして、そうめんを用意するご家庭もありました!

そうめんは細く長いことから、長寿や長く続くご縁などを願う意味があると説明されることがあります。

また、ご先祖さまが乗る馬や牛の手綱に見立てる場合もあるようです!

中には、そうめんではなく「そば」を用意される方もいらっしゃいました。

ただし、青柳寺のある谷口(やぐち)という地域では、呼び名は「そば」でも、実際には「うどん」なことがあります🤣(地元では有名なお話です)

歴史のあるお宅ほど、そば(うどん)をご自身で作ってお供えしている、という印象があります!

まさに地域ならではの風習!という感じですね😆

🌿 ミソハギとしゃすい盤 5人

ミソハギを使って、しゃすい盤の水をお供え物にかける風習です!

お清めの意味合いのほか、施餓鬼供養との結びつきから、お供物が燃えてしまって食べることのできない餓鬼への施しを行う意味があるともいわれています。

こちらも地域やご家庭によってさまざまな考え方があります!

今回のアンケートでは、ミソハギではなく、南天の葉を使っているという方もいらっしゃいました!

🍉 お供え物 全員

お菓子、果物、野菜など、さまざまなお供えをされているようです!

これは毎年必ずお供えする!というものが決まっているご家庭もあれば、その年に収穫したものや、ご先祖さまが好きだったものをお供えするご家庭もあるようです😁

🎋 笹竹 0人

ほおずきを吊るしたりするために、笹竹を使うことがあります!

以前は、自分の土地に生えている笹竹を使っていたという方も多かったようですが、

「昔はあったけれど、今はなくなってしまった」

という方も多く、今回のアンケートでは0人でした!

時代の変化が感じられますね🤔

🏮 ほおずき 6人

ほおずきは、お盆のお供えとして昔から親しまれてきたものの一つです!

その姿が提灯に似ていることから、ご先祖さまが帰ってくる場所を示す明かりに見立てると伝わっています。

ほおずきが飾ってあると、一気に「お盆!」という感じが増しますよね😁

まとめ

以上が、今回のアンケートの結果です!

信行会の皆さまといろいろなお話をしましたが、

「同じ町内で嫁いだけれど、お盆の迎え方が全然違った」

「嫁いできたお母さんの実家の作法と混じり合っている」

など、非常に興味深いお話がたくさん出てきました。

考えてみれば、お盆は全国どこでも同じように行われているわけではありません。

地域によっても違いますし、同じ地域でも家によって違います。

そして、結婚などをきっかけに、それぞれの家の風習が混ざり合っていくこともあります。

そう考えると、皆さまのご家庭で行われているお盆も、

長い年月をかけて受け継がれてきた、その家ならではの大切な風習

なのかもしれません🤔

今回のアンケートからも分かるように、お盆のお迎えの仕方は、お家によって本当にさまざまです!

「これが正しくて、これは間違い」というものではありません!

大切なのは、

ではないでしょうか?

このブログをお読みいただいた皆さまには、

今回のアンケートを、一つの参考としていただけましたら幸いです!

充実したお盆となりますように🙏

※今回ご紹介した内容には、地域やご家庭によって異なるものや、伝統的な理解の一例としてご紹介しているものがあります。諸説ありますので、あらかじめご了承ください。