とっても怖ーいお稲荷様??

こんにちは!住職です

今日は2月最初の午の日「初午」。

お稲荷様の祭日ということで、お経をお読みしに行って参りました!

青柳寺のある地域は昔から谷口と言われておりますが、

昔から谷口の中にお稲荷様を祀るいくつかの講中(仲間や組合のようなもの)があり、

歴代住職が毎年この日にはお経をお読みしに回っております!

お稲荷様のご利益としては五穀豊穣が有名ですが、開運、商売繁盛、家内安全、病気平癒など様々なご利益がある神様として昔から親しまれ、

最近では土地を豊かにすることや商売繁盛がかけ合わさり、不動産の神様として大切にされている方々もいるとか

さて、お稲荷様は怖い!というイメージお持ちの方いらっしゃいますか?

私は昔から誰から聞かされたのかは覚えていませんが、怖い神様というイメージが多少ついております…。

実はこれには訳がありまして、

お稲荷様は神道と仏教の二つが融合した神仏習合の神様としてよく祀られておりまして、

その習合した仏教の荼枳尼天(ダキニテン)という神様が、元々は夜叉という怖いお方であったことから、

このイメージがついているようです

今は人々に多くの幸福をもたらす神様なのですが、ぞんざいな真似をしては恐ろしいことになるかもしれない…。

というのが潜在的に心の中にあるのでしょう!

因みに学問の神様で知られている菅原道真公「天満大自在天神」にも同じようなお話があります。

徳川家康らもお稲荷様を大事に信仰していたことがエピソードとしてあるそうなので、

昔からそのお力、ご利益としては間違いなく絶大!!

幸も不幸も表裏一体ですね

これからも講中の皆様と共に心を込めて手を合わせていきたいものです!