2月15日は涅槃会!

涅槃図の前にて読経!

こんにちは!住職です

本日2月15日はお釈迦様が涅槃に入られたご聖日!

つまり、お釈迦様がご生涯を閉じられた日です!

青柳寺では毎年この日に、地元の総代世話人・信行会の方々と共に涅槃会・法要を行っています。

残念ながら、本年はコロナ禍ということで、法要は住職のみで営み、皆様は拝観のみに致しました

翌日2月16日が日蓮聖人御降誕のご聖日だからでしょうか、

日蓮宗で涅槃会を行っているお寺は少ないようです。(近隣のお寺さんでは多分聞いたことがありません

では何故青柳寺では涅槃会を行っているかと言いますと、

大きな涅槃図があるからです!(涅槃図とはお釈迦様御入滅の様子を描いた絵です)

青柳寺は昭和44年に本堂を焼失してしまっているので、

あまり古いものは残っていないのですが、

この涅槃図は江戸末期から残っている一番古く、大事な宝物です

江戸末期に青柳寺とその檀家、地域の篤い信仰を持った方々が協力をし、

縦5間、横3間半という巨大な涅槃図を総本山である身延山に奉納したことがありました。

飢饉なども伴い相当な苦労をしながら、当時の方々は一所懸命奉納されたそうです。

縦5間、横3間半ってメートルにすると…

信じられない大きさですね

青柳寺にあるのはそのレプリカ!

大きさもそこまで大きくはないですが、それでも迫力のある涅槃図です

実は涅槃図には様々な面白いことが描かれています!

「お釈迦様の頭上にある袋の正体とは!?」

「こんなところで寝ている美少年は誰だ!?」

などなど…

一気に出したらもったいないので、毎年ブログで小出しにしていこうと思います!

来年のブログをお楽しみに!!