学問の神様 ~菅原道真のお話~

こんにちは!住職です😁

本日、1月25日は初天神!

菅原道真公、つまり天神様(学問の神様)のその年最初のご縁日ということで、法華経・お題目を奉読して参りました!

【菅原道真公】


皆様ご存じのとおり、菅原道真はその能力、人気を時の権力者にねたまれて左遷され、その任地で無念の死を遂げた人物です。

菅原道真公の死後、都では災厄が相次ぎました。

時の権力者が落雷や病で相次いで亡くなり、また、飢饉・疫病・火災など社会全体に不安が蔓延するような出来事が続発したようです。

このような状況が続けば、

「これは菅原道真様の祟りだ…」

と人々が恐れたのも無理はありません😖

そこで菅原道真公を火雷天神として神格化し、これを祀ることによって祟りを除こうと建てられたのが、かの有名な京都の北野天満宮です。
つまり当初、菅原道真公は災厄を招く、力の強い怨霊として祀られていたということです!

【学問の神様】


恐れられていた菅原道真公ですが、江戸時代ごろから、元々優れた学者であったこともあり、次第に「学問の神様」として祀られるようになり、25日の縁日には進学を控えた人やその身内の者が盛んに参拝するようになりました🤗
因みに毎月25日が縁日とされるのは、菅原道真公のご命日が2月25日(旧暦)であることに由来しています。

【よくある質問】


天神様について、よくされる質問があります。

「神社の神様ではないのですか?」

という質問です!

そもそも天神様が祀られている有名な場所といえば、北野天満宮・大宰府天満宮・関東だと湯島天神など神社ばかり!
ましてや青柳寺の天神様は青柳寺本堂とお隣の鹿島神社拝殿の間に鎮座されているので、殆どの方が鹿島神社の管理しているお社と思われていることでしょう😵

【神仏習合の神様】


実はこちらの天神様は神道の神様であり、仏教の神様でもあります!
二つの神様が融合した神仏習合の神様(同じようなお力や役割をもった神様)ということです😆

【大自在天・シヴァ神】

菅原道真公は仏教の大自在天という神様と融合されております!
この方、元々はヒンドゥー教の強大な力を持った三つの神様のお一人、シヴァ神が仏教に取り込まれたお姿であると言います。

破壊と再生をつかさどる神様で、人々に恵みを与えてくれる半面、一度怒らせると、激しい炎で世界中を焼き尽くすほど恐ろしい力を持つと伝えられる怖い神様でもあります😱

大自在天も同様にこのような大きな力をお持ちであるとされます!
皆様どうでしょう?似ていませんか??
怖い反面、大きな力を持っている、大きな御利益を授かることができるという点。
ここが菅原道真と大自在天の共通点ですね!

【最後に】


当山の天神様は、境内にありながら、当山開基(お寺を創建した方)である渋谷越後守義重の一族が中心となり長年護られ続けています!
本日の初天神もご参加の面々と日頃の感謝をお伝えし、身体健全・家内安全・学業成就等、これからも幸せに暮らしていけるようお祈りさせていただきました🤗
ご参列ありがとうございました!

※一部内容について、伝統的な理解の一例としてご紹介しているものがあり、諸説あることをご承知おきください。