沖縄慰霊行脚!

日蓮宗神奈川一部(横浜・川崎・相模原)のお上人方と!

こんにちは!住職です

6月23日、沖縄慰霊行脚に参加して参りました!

この6月23日というのは沖縄県の制定する「慰霊の日」という記念日で、

沖縄戦等の戦没者を追悼する日と定められています。

私は平成21年から平成30年まで毎年参加していましたが、

その後はコロナ禍等の影響で自粛していたため、久しぶりの参加となりました。

さて、この沖縄慰霊行脚は、戦後まだアメリカの統治領だった沖縄で、

日蓮宗の有志3名のお上人が行っていた戦没者の遺骨収集が元となって始まったそうです。

沖縄では早期復興のため、早い段階で土地が整備され道にコンクリートが敷かれました。

しかしながら、遺骨収集はおおよそ終わっていたとはいえ、全てとはいかず、

地面には無数の遺骨が残っている状態でした…。

このことにより遺骨収集から行脚供養へと、日蓮宗僧侶の慰霊の動きが変化していき、

今では全国から約100名もの有志の方々が集うようになりました!

いわゆる沖縄戦では、民間人が戦闘に巻き込まれた国内最大規模の地上戦と言われており、

20万人もの尊い命が失われております。

今こうして戦争を経験していない大勢の若手僧侶が慰霊・平和の志を高め、

約12キロの長い道のりを「南無妙法蓮華経!南無妙法蓮華経!」とお唱えし、

戦没者への供養・慰霊行脚を行うことは、改めてとても意義深いものだと感じました。