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青柳寺 住職のブログ|開催する年中行事や各種イベント、その他折々の事柄や思いについてお届けします。
住職プロフォール
神部宣啓(カンベセンケイ)
昭和60年生まれ
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
 
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住職のブログ お釈迦様の誕生日!

2022-04-08
誕生仏!
誕生仏!
こんにちは!住職です



4月8日はお釈迦様の誕生日!



「花まつり」

「降誕会」(ごうたんえ)

「灌仏会」(かんぶつえ)



などと呼ばれ、



もしかしたら数ある行事の中でも一番色々な名称の付いている行事かもしれません





今年は一人での法要となりました!



春の暖かな陽気で、本堂の中も気持ちがよく、心健やかに読経致しました





目を凝らせば、様々な命を感じることのできる季節ですね



やっぱり春はいいな!と感じます!(花粉を除いて…)



境内には距離を保ちつつ、ベンチに座ってお話されている方もちらほら



憩いの場所になっているようで何よりです





人混みはまだちょっと怖いけど、



外の空気は吸いたい!という方には青柳寺お勧めですよ~!!

桜もいいですが、長く楽しめる桃の花も好きです!
桜もいいですが、長く楽しめる桃の花も好きです!

住職のブログ 11年の月日が流れました

2022-03-11
原上人とともに追悼法要
原上人とともに追悼法要
こんにちは!住職です。



東日本大震災より11年が経ちました。



本日はお手伝いに来てくれている原裕真上人と共に



亡くなられた方々への追悼供養を致しました。



震災により亡くなられた方々はもちろんのこと、



父母、祖父母、兄弟、連れ合い、子供、孫、恋人、友人など



かけがえのない大切な方との突然の別れを強いられた方々の事を思うと心が痛みます。



コロナ禍になる前には毎年、宮城県石巻市法音寺様に伺い共に供養させていただいておりましたが、



本年も現地の方々のご迷惑にならないよう自粛し、青柳寺での追悼供養となりました。



また落ち着きましたら、現地に参って手を合わさせていただきます。



天災や人災…何が起こるかわからない世の中。



言葉にするのは簡単ですが、



一瞬一瞬を大切に生きていきたいものです。

お塔婆もあげさせていただきました
お塔婆もあげさせていただきました
一番下の娘もお経を読みに本堂へ!?
一番下の娘もお経を読みに本堂へ!?

住職のブログ もうすぐ春彼岸!?

2022-03-04
原上人と手分けしてお書きしております!
原上人と手分けしてお書きしております!
こんにちは!住職です




コロナ禍になって約2年…時がたつのが早いのか、それとも遅いのか…




今だ不思議な感覚が続いています




さて、そろそろ春のお彼岸が近づいて参りました!




あれ?この前秋のお彼岸だったのに!?とお彼岸に関しては訪れが早く感じています




春彼岸のお塔婆も着々と準備を進めている最中です!




なかなか一人では手が足らず、焦りを感じる季節でもあるのですが、




最近は手伝いに来てくれている原裕真上人のお陰で、余裕をもって準備ができています




全て手書きで心を込めて書かせていただいております!




皆様からご先祖様へ手向ける感謝や敬いのしるしですからね




お申込みご希望の方はお早めに青柳寺迄ご連絡くださいませ!




今年の春彼岸入り日は18日ですよ~

住職のブログ 2月15日は涅槃会!

2022-02-15
涅槃図の前にて読経!
涅槃図の前にて読経!
こんにちは!住職です



本日2月15日はお釈迦様が涅槃に入られたご聖日!



つまり、お釈迦様がご生涯を閉じられた日です!



青柳寺では毎年この日に、地元の総代世話人・信行会の方々と共に涅槃会・法要を行っています。



残念ながら、本年はコロナ禍ということで、法要は住職のみで営み、皆様は拝観のみに致しました






翌日2月16日が日蓮聖人御降誕のご聖日だからでしょうか、



日蓮宗で涅槃会を行っているお寺は少ないようです。(近隣のお寺さんでは多分聞いたことがありません



では何故青柳寺では涅槃会を行っているかと言いますと、



大きな涅槃図があるからです!(涅槃図とはお釈迦様御入滅の様子を描いた絵です)



青柳寺は昭和44年に本堂を焼失してしまっているので、



あまり古いものは残っていないのですが、



この涅槃図は江戸末期から残っている一番古く、大事な宝物です



江戸末期に青柳寺とその檀家、地域の篤い信仰を持った方々が協力をし、



縦5間、横3間半という巨大な涅槃図を総本山である身延山に奉納したことがありました。



飢饉なども伴い相当な苦労をしながら、当時の方々は一所懸命奉納されたそうです。






縦5間、横3間半ってメートルにすると…



縦約9メートル、横約6.3メートルですよ!!



信じられない大きさですね



青柳寺にあるのはそのレプリカ!



大きさもそこまで大きくはないですが、それでも迫力のある涅槃図です






実は涅槃図には様々な面白いことが描かれています!



「お釈迦様の頭上にある袋の正体とは!?」



「こんなところで寝ている美少年は誰だ!?」



などなど…



一気に出したらもったいないので、毎年ブログで小出しにしていこうと思います!



来年のブログをお楽しみに!!

住職のブログ とっても怖ーいお稲荷様??

2022-02-10
こんにちは!住職です



今日は2月最初の午の日「初午」。



お稲荷様の祭日ということで、お経をお読みしに行って参りました!



青柳寺のある地域は昔から谷口と言われておりますが、



昔から谷口の中にお稲荷様を祀るいくつかの講中(仲間や組合のようなもの)があり、



歴代住職が毎年この日にはお経をお読みしに回っております!



お稲荷様のご利益としては五穀豊穣が有名ですが、開運、商売繁盛、家内安全、病気平癒など様々なご利益がある神様として昔から親しまれ、



最近では土地を豊かにすることや商売繁盛がかけ合わさり、不動産の神様として大切にされている方々もいるとか






さて、お稲荷様は怖い!というイメージお持ちの方いらっしゃいますか?



私は昔から誰から聞かされたのかは覚えていませんが、怖い神様というイメージが多少ついております…。



実はこれには訳がありまして、



お稲荷様は神道と仏教の二つが融合した神仏習合の神様としてよく祀られておりまして、



その習合した仏教の荼枳尼天(ダキニテン)という神様が、元々は夜叉という怖いお方であったことから、



このイメージがついているようです



今は人々に多くの幸福をもたらす神様なのですが、ぞんざいな真似をしては恐ろしいことになるかもしれない…。



というのが潜在的に心の中にあるのでしょう!



因みに学問の神様で知られている菅原道真公「天満大自在天神」にも同じようなお話があります。



徳川家康らもお稲荷様を大事に信仰していたことがエピソードとしてあるそうなので、



昔からそのお力、ご利益としては間違いなく絶大!!



幸も不幸も表裏一体ですね



これからも講中の皆様と共に心を込めて手を合わせていきたいものです!

このように数件回って手を合わせております!
このように数件回って手を合わせております!
今年は雪の降る中での読経になりました!
今年は雪の降る中での読経になりました!
 



 
青柳寺
〒252-0318
神奈川県相模原市南区上鶴間本町
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TEL.042-742-2641
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