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青柳寺 住職のブログ|開催する年中行事や各種イベント、その他折々の事柄や思いについてお届けします。
住職プロフォール
神部宣啓(カンベセンケイ)
昭和60年生まれ
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
 
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住職のブログ 今冬は冷えますね…

2023-01-20
こんにちは!住職です





今冬は寒い日が多いですね





私の住む地域はまだましですが、もっと寒い地域の方々にとっては





より一層、例年よりも過酷な日が多いのではないでしょうか





個人的にもこの時期は辛いです…





数mmの坊主頭にはこの寒さは響きます





冗談かと思われるかもしれませんが、





帽子をかぶらないと眠れない日もあるのです





このような日が続くと、





昔、先輩のお坊さんに教わった言葉を思い出します!





「暑い日に、あのお坊さん暑そう!と思われず、





寒い日に、あのお坊さん寒そう!と思われず、





いつでもどんな時でも、





あのお坊さんいつも変わらず清々しい!





と思われるお坊さんになりなさい」





(辛い時でも辛い姿を見せない人間になりなさい!という意味も含まれたありがたいお言葉です)











今冬は既に何度





頭寒そうですね





と言われたことか…





精進しなくては!!













新年最初のブログがこんな内容で申し訳ございません…





遅くなりましたが、本年も宜しくお願い申し上げます!





寒い日が続きますが、皆様くれぐれもご自愛くださいませ

住職のブログ お寺にサンタさんは来るの?

2022-12-24
こんにちは!住職です




私の小さなころからよくされる質問の一つが、




お寺にもサンタさん来るの?です




もちろん!




お寺にも来ますよ




来ないお寺もあるかもしれませんが、うちには来ます




一般的なおうちと同じで、




信仰的な意味合いではなく、子供が笑顔になれる素晴らしい日と思っています




ただ!!!




最近、気づいてしまったことがあるんです…




多分、同じようなおうちもあると思うのですが、




クリスマスが近づいてくると、




「お母さんの言う事ちゃんと聞かないとサンタさん来ないよー」


とか


「勉強とかやることやっておかないとサンタさん来ないよー」


とか


「あんまりウジウジしてたらサンタさん来ないよー」


とか




子供に言ったりしませんか?




うちは言います!!




そして最近気づいてしまったんです…




クリスマス前の行いを裁くなんて…







これじゃ、閻魔様じゃないかと







なので結局のところ




もしかしたらうちのお寺に来るのはサンタさんじゃないのかもしれませんね

住職のブログ 結婚式の媒酌人!

2022-12-05
新郎新婦と!
新郎新婦と!
こんにちは!住職です




昨日はご縁の深いお寺様の副住職のご結婚に際し、媒酌人を務めてきました!




代々お互いの媒酌人をしてきた関係ではありますが、




この度もお声がけいただき、大変有り難い経験をさせていただきました




高砂に座ったのも約11年ぶりでしたが、懐かしかったです




コロナ禍ということで新郎新婦、ご両家の方々も随分悩まれたことと思いますが、




仏前結婚式も披露宴も和やかな雰囲気で、




新郎新婦とご参列の方々が幸せな時間を過ごせた素晴らしいものでした!




この日を機に、これからより一層お二人心一つに力を合わせて、幸せなご家庭を築いていくことは勿論、




お寺の為に、大勢の方々の為に益々幸せを届けていくことでしょう




近隣のお寺同士、一緒に頑張っていきましょう!!




私たち夫婦にとっても、良い刺激を受けた日となりました!ありがとうございました!




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




新郎新婦が美男美女で本当に格好良くて、見ているだけで惚れ惚れしました




ただ!!




妻と共に自分たちが着実に年を重ねていることを実感させられました…




痩せたい…




できるだけ簡単に…

お坊さんあるある→基本的に披露宴の最初は衣で登場し、お色直しでスーツになります!
お坊さんあるある→基本的に披露宴の最初は衣で登場し、お色直しでスーツになります!
ご両親の大変さも初めて肌で感じられました!自分たちの時も陰で色々心配りをしてくれていただろうと感謝しました!
ご両親の大変さも初めて肌で感じられました!自分たちの時も陰で色々心配りをしてくれていただろうと感謝しました!

住職のブログ お会式を執り行いました!

2022-10-20
僧侶9名での読経!
僧侶9名での読経!
こんにちは!住職です




10月19日は当山のお会式でした!




本年はコロナ禍ということで、規模を縮小しつつ、近隣のお寺様と共に例年に近い形で執り行いました!




3年ぶりに大勢のお坊さんが集ってのお会式で、少々緊張しました




ただ、その緊張感も逆にとても新鮮で、




清々しい気持ちの中、皆様と共に心を込めて日蓮聖人に報恩感謝の誠を捧げさせていただきました




コロナ禍の中、お参りいただきました皆様、誠にお疲れ様でございました!




お手伝いいただきましたお寺様、誠にありがとうございました!




そして、いつもお野菜の持ち寄り、本堂の飾りつけ、受付や法要のお手伝い




その他様々な役を請け負って下さる総代世話人の皆様、




今年は特に久しぶりの宝塔や旗を立てたりなどがあり大変でしたが、




知恵とお力をお貸しいただき、本当にありがとうございました





お会式について知りたい方は下記のリンク先をご覧ください!



準備中①
準備中①
準備中②
準備中②
準備中③
準備中③
準備中④
準備中④
受付をする世話人さん
受付をする世話人さん
コロナ禍の為、外でのお焼香も準備
コロナ禍の為、外でのお焼香も準備
お手綱も手の消毒をしてからにしました
お手綱も手の消毒をしてからにしました

住職のブログ? お久しぶりです!原です!

2022-10-07
こんにちは!青柳寺にお手伝いに来ております、原裕真です!



久しぶりに登場させていただきました。ご無沙汰しております



私事ではございますが、この夏になんと!「修行の先生」を日蓮宗より拝命いたしまして、お勤めをしてまいりました。



今回のブログでは、皆様あまり馴染みがないと思われます「日蓮宗の修行」のことについて少しご紹介させていただきたいと思います。



今回、私が訓育指導を拝命いたしましたのが、「信行道場」という修行の先生でした。



日蓮宗の修行には、いくつか段階がございますが、この「信行道場」は、総本山身延山にて行われる日蓮宗の僧侶となるためには必須の35日間の結界修行で、



日蓮宗の一人前のお坊さんになるための登竜門のような修行です。



勿論、青柳寺のご住職も平成21年度の信行道場で、私も平成27年の信行道場でご修行させていただきました。



結界修行とは、外部との関りを一切遮断し、面会もできず、テレビ・ラジオ・新聞・ケータイ・スマホもない中で行われる修行のこと。



御本尊への給仕を第一として、自らの自由と自我が制限された中で、御本尊、自分自身と向き合い、



日蓮宗の僧侶として一人前になるために必要な総仕上げを行う35日間です。



詳しい修行の内容というのは、口外できませんが、少しだけご紹介させていただきます。



朝は、4時に起床し、すぐに水行(水盤から桶で水を汲んで頭から被る修行)を行い、日蓮聖人の御廟所にお参りし、道場の朝勤(朝のお勤め)を行います。



日中は、お経の練習は勿論のこと、法要の所作や声明(お経に節をつけた仏教音楽)の習礼を徹底的に行い、



夕方の夕勤では、様々な趣旨に合わせた法要の習礼を実践的に行います。



夜には、法華経の一部経読誦といって、法華経の頭から最後まで、全6万9384文字を35日かけてゆっくりと読誦していきます。



ご飯は3食、肉や魚は一切なしの精進料理をいただきます。



勿論、1日も休みはございません…



そんな今回の信行道場は、8月8日から始まり、9月11日に、道場生35名、一人も欠けることなく成満することが叶いました。



私自身、初めての訓育指導という立場で不安が多かったのですが、これまで多くの先生方、先輩、同輩、後輩方から受けてきた御恩を思い返し、



次世代を担う僧侶のたまごたちにその御恩を送っていきたいという思いで臨んだ今回の道場でした。



私は、読経指導を担当し、法華経の一部経読誦の時間では、「聞法歓喜」をテーマに、法華経に出逢えたことの喜びを感じてもらえるように心がけて指導をいたしました。



一部経読誦の最後の時間では、皆が声を張り上げ、歓喜の涙を流しながら、起立し御宝前を向いていく姿は、



あたかも法華経に説かれる地涌の菩薩が地面から涌き出るようで、感動の瞬間でした。



道場生一人ひとりが素直に先生方の指導を聞き、学び、実践し、日々の課業に全力で臨む姿勢は、まさに菩薩の尊形を見ているようでした。



「花は合掌に開けて、春に因らず」という学問の神様、菅原道真の言葉がございます。



花は春が来たから咲くのではなく、手を合わせる心によって花が咲くという意味です。



ここでいう花とは、心の花のこと。



道場生は、辛い時も、苦しい時も、一心に御宝前に手を合わせ、そして、道場生同士が協力し、感謝しあいながら、



互いに敬いの心をもって手を合わせた35日間を通じて、皆の心にそれぞれ綺麗に咲き誇る花を見ることができて、充実した信行道場となりました。



この記事を読んでくださっている皆様も、日々、素直な心でお寺の御宝前やお仏壇に手を合わせ、



そして、周りの人たちにも、敬いや思いやりの心をもって手を合わせていただければ、きっと皆様の心の中にも、



それぞれ綺麗に咲き誇る世界に一つだけの花が咲くに違いありません。



共に生きている周りの人たち、一人ひとりの尊いいのちに合掌。



そういったお心持で日々を穏やかに過ごしていただければ幸いです。



最後までお読みいただきありがとうございました!



 



 
青柳寺
〒252-0318
神奈川県相模原市南区上鶴間本町
3丁目7−14
TEL.042-742-2641
 FAX.042-748-8785
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