住職のブログ 加藤清正公ゆかりの地!熊本長崎へ!
2024-10-05
こんにちは!住職です
先日、日蓮宗神奈川県第一部宗務所(横浜・川崎・相模原・座間を管轄する役所)のお手伝いで、熊本・長崎団体参拝旅行に行ってまいりました!
まずは熊本・本妙寺様!
開創から約四百年の歴史がある、加藤家代々の菩提寺で日蓮宗の名刹です
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将・大名で肥後国熊本藩初代藩主となった加藤清正公。
在世から現在に至るまで庶民に愛され、親しまれている清正公。熱心な日蓮宗信者としても知られており、
全国津々浦々の日蓮宗寺院に守護神清正公(せいしょうこう)として勧請され、信仰されていますが、こちらが本家本元のお寺となります!
清正公が父の菩提寺として大阪に建立したものを、肥後入国後、熊本城内に移し、清正公の逝去後、さらに現在の中尾山中腹に移建されました。
真下に清正公が葬られており、建物全体がそのまま清正公のお墓となっている浄池廟(じょうちびょう)にてご開帳・参拝をし、
その後、ご住職から本妙寺や清正公、熊本城に関するお話を拝聴しました!
熊本城の天守閣と清正公のお墓となっている浄池廟(じょうちびょう)はほぼ同じ高さというお話が印象的でした
次の日はフェリーに乗って島原・護国寺様へ!
こちらも約四百年の歴史がある日蓮宗の名刹で、三十番神をお祭りするお堂が特に有名です
寛政四年(1736年)の雲仙岳大噴火の時にも、奇跡的に流れ残った貴重なお堂であります!
三十番神とは、ひと月30日の間をそれぞれ分担して守護して下さる、天照皇大神や八幡大菩薩など30体の法華経守護神の事で、
ここ護国寺には朔日・熱田大明神から晦日・吉備大明神までの番神30体の着色木像がお堂一面に安置されています。
三十番神堂でご開帳を受けたのですが、お堂一面にずらりと並んだ三十番神に圧倒されました
ご開帳後にはご住職のお話を拝聴!
三十番神のこと、清正公との関りを含めた護国寺の縁起、本堂のまわりを埋め尽くす木版刷法華経七万巻のことなど、様々な興味深い話を拝聴しました。
他にも水前寺公園・熊本城・眼鏡橋・大浦天主堂・グラバー邸園・長崎新中華街・出島和蘭商館跡・長崎平和公園などの観光もして、あっという間の充実した3日間でした
神奈川県からだと気軽には行くことのできないお寺様の参拝、本当に貴重な経験をさせていただきました!
快くお迎えいただきました本妙寺の皆様、護国寺の皆様、大変お世話になりました!!
誠にありがとうございました