住職のブログ 令和6年施餓鬼法要を執り行いました!
2024-08-08
こんにちは!住職です
8月5日、年中行事である施餓鬼法要を執り行いました。
本年も新盆(約一年以内に亡くなり、今回初めてお盆に帰ってくる方)と新盆以外の方を分け、
午前午後二部制の法要を行い、それぞれ100名前後の方々にご参列いただきました!
昨年同様非常に暑い中お越しいただき誠にありがとうございました
午後の施餓鬼法要の終わりに、広島県の中学2年生が書いた作文を読ませていただきました!
長いので簡単にまとめますと。。。
夏休み中、部活動で学校に何度も通っていた際に、
掃除当番がいないのでトイレが汚れていたことに気づき、トイレ掃除を始めた一人の学生。
綺麗になっているのが当たり前ではないこと、目に見えない苦労があって自分たちは支えられていることに気づきます。
今様々な人に自分が支えられていることに感謝し、次は自分が支えられる立場になっていきたい。
という決意が述べられた作文でした。
自分が中学2年生の時を思い返しますと、そんなこと考えたこともなかった気がします
14歳という年齢で、素晴らしい「気づき」を得られたその経験に感動し、お話させていただきました
世の中のすべての物事は当たり前ではなく有り難いものです。
私たちの今ある命も勿論、様々なご縁によって存在する、有り難いものです。
施餓鬼法要は有縁(父母やご先祖様)、無縁(計り知れないご縁)の方々、
かけがえのない存在に感謝の心を捧げる大切な法要です。
そういったことに「気づき」を得られる法要とも言えるかもしれませんね
ご参列いただきました皆様、
当たり前ではなく有り難い存在への感謝のご供養、
誠にお疲れ様でございました!
お手伝いいただいたお上人様、
総代世話人の皆様(特に炎天下の中、駐車場整備してくださった方々)
お暑い中、本当にありがとうございました!