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住職のブログ? 原です!

2021-07-23
こんにちは!青柳寺にお手伝いに来ております原裕真です!


以前、こちらのブログにて自己紹介をさせていただきましたが、覚えていらっしゃる方はおりますでしょうか?


…ボチボチ、ということで、ありがとうございます。


自己紹介ブログの方も5月に更新しておりますので、よろしければそちらもあわせてご覧いただければ幸いです!

↓↓↓



青柳寺では色々なお手伝いをさせていただいておりますが、今回は「御祈祷」に関してご紹介したいと思います!


先日は、身体の不調に関する御祈祷の依頼を受け、身体健全の御祈祷をさせていただきました!


私たち僧侶は、お医者さんではありませんので、病の根本を治すことはできません。


しかしながら、昔から「病は気から」といい、「病気」は「病」と「気」という字から成り立っております。


「病」の根本の原因は、お医者さんのいうことをよく聞いて、しっかりと治していただくことが肝要です。


そして、「気」の部分は、自分の知らないうちに溜まってしまっている「心の垢」が原因かもしれません。


この「気」「気力」は、「御祈祷の経力」によって垢を除き、奮い立たせることができると私は感じております!


日蓮宗の御祈祷は、約400年前から脈々と相伝されてきました「木剣修法(ぼっけんしゅほう)」によって行います。


木剣修法とは、毎年11月1日から翌年の2月10日までの寒一百日間、千葉県市川市の遠壽院大荒行堂にて苦修錬行を耐え抜いた者に相伝される祈祷法であります!


荒行堂での生活は、朝の3時から始まる1日7回の水行、朝夕の勤行、それ以外はお堂の中で声を張り上げて読経三昧、食事は朝夕2回のお粥とみそ汁と一品が基本、睡眠時間は約3時間という自分自身を極限の状態に枯らし、乗り越えた者だけが授かることができる祈祷法であります!


私も昨年の2月に遠壽院大荒行堂を無事に成満することが叶いました!入行中は皆様に応援していただいたからこそ、今があります


この荒行中に書写しました「撰法華経」というお経巻を御祈祷の際に皆様の頭や背中にお当てします!


以上のような、木剣修法と撰法華経を用いて、御祈祷を受けられる方の「悪い気」や「心の垢」を祓い、お経の「良い気」を授け、祈願を志す内容を仏様・神様に魂を込めてお届けし、お見守りいただくというのが、私たち修法師(荒行を終えたご祈祷ができる僧侶)の使命だと感じております。


自分自身の「心の垢」というのは、なかなか気づくことが難しいですね。。。


「『顔が汚れているよ』と言われれば、すぐに洗うけれど、『心が汚れているよ』と言われると、怒ってしまう」というように、自分の心を見つめ直すというのはとても難しいことかもしれません


自分の心を見つめなおすという気持ちも込めて、御祈祷を受け、お経の「良い気」をいただくことで、知らず知らずのうちに溜まってしまっている「心の垢」を落とすことにつながり、心身の調和がとれて健康に過ごすことができるのです!


実は、皆様ご存じの「健康」という言葉も、本来は「健体康心」という言葉の略なのです!


「健やかな体」と「康らかな心」、両方の調和がとれてこその「健康」に違いありません!


また、この「気」というものは自分自身から湧き上がるものと、星回りによる対外的なものとがございます!


星回りとは、自分の星と大気の循環によって作用してまいります。


どう頑張ってみても「気」が良くならない、元気が出ないというという場合は、悪い星回りの可能性もありますので、星回りをお調べして、御祈祷することも可能です!


小さなことからお気軽にご相談いただければ幸いです


御祈祷内容としましては、身体健全・家内安全・厄除け・當病平癒・除災得幸・商売繫盛・事業繁栄・合格成就・学業成就・開運招福・交通安全・安産祈願・心願成就・良縁成就・方位除け・六三除け等々がございます。


また、車の御祈祷や地鎮祭、家屋のお祓いも受け付けております。


御祈祷を受けられた方には、仏様・神様の魂を込めた「特別祈祷木札」とお財布などに入れて肌身離さず持ち歩ける「御守」をお授けいたします。


有名なお寺や大きな神社で流れ作業的に受ける御祈祷ではなく、皆様一人ひとりの心に寄り添った御祈祷を目指しております!


御祈祷に関するご相談は、青柳寺までお気軽にお問い合わせくださいませ!


このように撰法華経を当てます!
このように撰法華経を当てます!
荒行堂直後で髭がボウボウです。。。
荒行堂直後で髭がボウボウです。。。
 



 
青柳寺
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